多様性と機会均等

SHARE

in

多様な従業員の英知や視点を活かし、成長とイノベーションの原動力としていくために、グループ全体で多様性を尊重し、誰もが活躍できるように取り組みを進めています

考え方

LIXILは、「LIXILダイバーシティ&インクルージョン宣言」のもと、性別、年齢、人種、国籍、価値観、バックグラウンドなどの違いを歓迎し、多様な英知を結集することで生み出されるエネルギー、創造性を強さの源泉としています。また、すべての従業員が働きやすい職場環境、風土を整備することで、誰もが起業家精神をもって高いハードルに挑戦し、その成果が正当に評価される会社を目指します。

体制

2020年3月期にグローバルダイバーシティ&インクルージョン部を新設しました。初年度は、全世界でダイバーシティ&インクルージョンの現状分析を実施しました。今後、グローバルで統一されたダイバーシティ&インクルージョン戦略の策定と目標設定および各国・地域の課題に応じた施策を展開していきます。

LIXIL ダイバーシティ&インクルージョン ステートメント

LIXILは2020年7月、「ダイバーシティ&インクルージョン ステートメント」を発表しました。

“私たちは、個人として、そして企業としても、多様性、平等、インクルージョンの観点において、難しい課題に直面しています。米国で起きたジョージ・フロイド氏の悲劇的な死亡事件を発端に、全米や世界中にデモや抗議活動が広がりましたが、人種による差別や不平等のない社会を作るためには、私たちが行動を起こす必要があるということをあらためて認識するきっかけとなりました。

LIXILは、150ヵ国で事業を展開するグローバル企業として、誰もが平等かつ公平に扱われるべきだとの考えのもと、様々な取り組みを行ってきました。一方で、社内はもちろん、様々なステークホルダーとの関係においても、平等な扱いを徹底し、多様性を受け入れる万全の体制が整っているのか、あらためて検討、評価する必要があります。”


声明では、実施する具体的な施策を挙げています。LIXILは、どのようにして課題を解決できるのかを考え、行動を続けていきます。

Gender & Age
女性活躍の推進

個人が強みを発揮して活躍できる環境づくりにおいて、女性従業員の活躍は不可欠です。LIXILでは、CEOのコミットメントのもと、女性活躍の推進に取り組んでいます。

グループ主要ポジションの後継者育成計画では、女性をはじめ多様な人材を候補者として挙げることとしています。また、LIXILで行う次世代経営人材育成のためのTAP(Talent Acceleration Program)は、若手クラスの受講者の女性比率を20%以上とすることを目標とし、毎年達成しています。(株)LIXILの女性管理職者は2012年3月時点の22名(0.9%)に対し、2020年3月時点では171名(5.7%)まで増加しました。

女性が出産などのライフイベントを経ても継続的にキャリアアップできる環境づくりにも力を入れています。その一環として開発した「ままっぷ」は、ワーキングマザーのキャリアデザインをサポートするツールです。産休・育休を控えた女性が、本ツールを活用しながら上司とキャリアパスやサポート体制について検討し、復職後も活躍できることを目指しています。

LWT Americas、LIXIL Asiaなどの海外リージョンにおいても、それぞれの地域に応じた職務レベル別・人種別などの女性比率の目標を設定し取り組んでいます。

「ままっぷ」ロゴ
女性管理職者数と構成比のグラフ

Family & Life
仕事と家庭の両立支援

LIXILでは、従業員一人ひとりが能力を十分に発揮しながら、いきいきと働き続けられる職場環境の整備をトップ主導の下、進めています。

(株)LIXILでは、従業員が変化するライフステージの中で高いパフォーマンスを発揮し続けられるよう、仕事と家庭の両立を支援する制度の充実と風土づくりに取り組んできました。これまでに、テレワーク制度の拡充や、時間単位有給休暇、出産・育児・介護・配偶者転勤による転居等を理由とした退職者の再雇用(キャリアリターン制度)、子どもの延長保育料補助、認可外保育施設の利用料補助などの制度を導入しました。また、配偶者の出産に伴う男性社員向けの「配偶者出産・育児休暇(ぱぱの子育て休暇)」は、日数を拡大し取得方法を柔軟にすることで利用者が増え、その後の育児休業取得にもつながっています。

LWT & LHT Asia(GROHE Sanitary Products Shanghai)では、ワークライフバランスを促進するために月36時間以上の残業を禁止しています。

育児休業制度の利用状況のグラフ

Culture & Identity
性の多様性を尊重する職場づくり

LIXILでは、2017年4月より性的マイノリティの従業員が働きやすい職場づくりを進めています。(株)LIXILでは、2019年3月に人事制度の適用拡大や就労環境の整備を行いました。同性パートナーを配偶者と見なして慶弔休暇や慶弔金を適用する、健康診断における時間や場所等を配慮する、希望する性の制服の着用を認めるなどです。

また、社内での理解・支援を広めるための活動を進めています。2018年3月期から、性の多様性に関するオンライン講義等を作成し、受講を推奨しています。また、勉強会等を通じて性的マイノリティの理解者・支援者である「Ally(アライ)」を募り、賛同した従業員にはAllyであることを示すバッジやシールを配布しています。併せて、Allyによるネットワーク「LIXIL Ally」における情報共有、性的マイノリティ当事者との交流会等で理解を深めています。その結果、(株)LIXILの50名以上の従業員がいる国内86拠点において、Allyを2名以上にすることを目標として掲げていましたが、2019年3月期に達成しました。

さらに、2019年9月にLIXILは、性的マイノリティのカップルに婚姻の権利を認めるよう提言する在日米国商工会議所意見書「日本で婚姻の平等を確立することにより人材の採用・維持の支援を」を支持しました。

性的マイノリティに対してフレンドリーであることを表すマーク

性的マイノリティに対してフレンドリーであることを表すマーク

Disability
障がい者雇用の推進

LIXILでは、研究開発や生産、営業事務、企画管理などの幅広い職場で、一人ひとりの特性に合わせて仕事ができる環境を整備することで、多くの障がい者が健常者とともに働いています。2019年6月1日時点での(株)LIXILの障がい者雇用数は458.5名、障がい者雇用率2.33%となっています。(株)LIXILは、2014年に障がい者就労センター「WING NIJI」を開所しました。様々な障がいがある方の就労上の支援、業務適性評価、職務能力開発を行うとともに、障がい者と健常者がともに働ける環境や条件を探るための様々な試みを実施しています。具体的な取り組みとして、視力に障がいがある人向けに文字を大きくするソフトの導入や、車いす用に高さが調整できる机の設置などが挙げられます。

また、(株)LIXIL 全体としても取り組みを強化しています。例えば、聴覚障がい者への配慮として、研修等に手話通訳を導入する、イントラネットの動画に字幕を入れるなどの試みを行っています。

2012年からは精神障がい者の採用も積極的に進めており、精神障がいがある方一人ひとりの能力や特性をふまえた業務上の工夫や配慮、職場環境の改善を行っています。たとえば不安を感じやすい人には、その人の業務スピードにあわせて業務を依頼する仕組みにし、他人の気配が気になる人には自席の前を空席にし、フリースペースでの作業を許可するなどの工夫を導入しました。

2016年5月には、精神障がい者など障がい者の積極的な雇用に取り組む企業として厚生労働省委託事業「精神障害者等雇用優良企業認証(事務局:一般社団法人障害者雇用企業支援協会)」を取得しました。また、これらの取り組みを他社や行政機関と共有することで、障がいのある人が活躍できる社会づくりに貢献することを目指しています。

※「厚生労働省 障害者雇用率制度」算出方法に基づく障がい者雇用数

「WING NIJI」での業務説明

「WING NIJI」での業務説明

障がい者雇用者数と雇用率のグラフ

SHARE

in
PageTop