多様性と機会均等

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多様な従業員の英知や視点を活かし、成長とイノベーションの原動力としていくために、グループ全体で多様性を尊重し、誰もが活躍できるように取り組みを進めています。

考え方

LIXILグループは、「LIXILダイバーシティ&インクルージョン宣言」のもと、性別、年齢、人種、国籍、価値観、バックグラウンドなどの違いを歓迎し、多様な英知を結集することで生み出されるエネルギー、創造性を強さの源泉としています。また、すべての従業員が働きやすい職場環境、風土を整備することで、誰もが起業家精神をもって高いハードルに挑戦し、その成果が正当に評価される会社を目指します。

体制

LIXILグループでは、「LIXILダイバーシティ&インクルージョン宣言」に基づき、各国・地域の課題に応じて目標を設定し、リージョンごとに取り組みを進めています。

LIXIL ダイバーシティ&インクルージョン宣言

LIXILグループは、「我々はあらゆる違いを尊重し、組織を越えたオープンで率直なコミュニケーションを大切にします。多様性から生み出される活力を起業家精神醸成の源とし、成長とイノベーションの原動力とします」というLIXILダイバーシティ&インクルージョン宣言を2018年3月期に制定しました。

4つの重点領域

Gender & Age
女性活躍の推進

LIXILグループでは、個人が強みを発揮して活躍できる環境づくりに取り組んでおり、その中でも女性従業員の活躍は不可欠なものであると考えています。(株)LIXILグループ及び(株)LIXILの女性役員は、2012年3月時点で1名(1.0%)でしたが、2019年3月では6 名となり、内訳は取締役2 名、執行役専務2 名、理事2 名となっています。

(株)LIXILでは、「ダイバーシティ推進室」を設置するとともに、2014 年8 月から内閣府がサポートする「輝く女性の活躍を加速する男性リーダーの会」のメンバーとなり、女性役員や管理職の登用等を進めてきた結果、女性管理職者数は2012 年3月末時点で22 名(0.9%)でしたが、2019年3月末時点には168名(5.7%)と約7.6 倍になりました。

また、女性が出産などのライフイベントを経ても継続的にキャリアアップできる環境づくりに力を入れており、その一環として、ワーキングマザーのキャリアデザインをサポートするツール「ままっぷ」を開発し提供しています。用意されたマップや面談シートを活用しながら、育休を控えた女性が上司とコミュニケーションを取ることで、本人及び上司がキャリアパスやサポート体制を考えやすくなり、復職後も活躍できる環境の整備につながっています。
LWT Americas、LIXIL Asiaなどの海外リージョンにおいても、それぞれの地域に応じた職務レベル別・人種別などの女性比率の目標を設定し取り組んでいます。

ままっぷ
女性管理職者数と構成比

Culture & Identity
性の多様性を尊重する社内風土づくり

LIXILグループでは、2017年4 月より性的マイノリティの従業員が働きやすい職場環境、風土づくりを進めています。
(株)LIXILでは、従業員向けに勉強会を開き、Ally(アライ)になることに賛同した従業員に性的マイノリティの理解者・支援者であることを示すバッジやシール、ハンドブックを提供しています。全国のAllyが「LIXIL Ally」というネットワークを通じて様々な情報を共有するほか、性的マイノリティ当事者との交流会を2018年9 月に開催するなど、社内の理解・支援を進めています。併せて、50 名以上の従業員がいる86 拠点で、Allyを2 人以上にすることを目標として掲げていましたが、2019年3月に達成しました。
また、2019年3月に人事制度や就労環境の整備に関する取り組みを行いました。具体的には、同性パートナーを配偶者と見なして慶弔休暇や慶弔金を適用する、健康診断受診時に時間や場所等を配慮する、希望する性の制服の着用を認める( 制服が貸与されている工場において、トイレや更衣室等の設備が整っている場合)などです。

LGBTに対してフレンドリーであることを表すマーク

多文化理解の促進

(株)LIXILでは、工場で外国人実習生の受入を行っています。実習生が日本でいきいきと働くために、よりよいコミュニケーションを築くことが大切であると考え、日本語の勉強会や日本文化を理解するためのイベントなどを開催しています。
LWT Americasでは、グローバル企業として異文化を理解し、良好なコミュニケーションを築くため、LIXILグループの本社所在地である日本の価値観や仕事の進め方に関する理解を深めるプログラムを実施しました。

人材登用の促進

LWT South Africaでは、歴史的に不利な立場に置かれ、現在管理職比率が低い人種グループや工場勤務の従業員の中からリーダーの素質がある人材を選出し、将来管理職に就くために必要なスキルを習得する「Future Leadership Program」を実施しています。

従業員の活動を後押しする仕組み

LIXILグループでは、一人ひとりがお互いの違いを尊重しいきいきと働けるように、従業員主体の取り組みを後押しする仕組みも整えています。

(株)LIXILでは、2017年に「LIXIL Diversity Network」を立ち上げました。2013年1月から活動を続けてきた「女性」のネットワークに「育児・介護等のライフステージに関わる人」「障がい者」「性的マイノリティ」「その他(前述の4つのネットワーク以外)」に関心を持つ人たちが交流し活動するネットワークを新たに加え、より多くの従業員が幅広いテーマで自主的につながり、困りごとの共有や課題解決、自身のスキルアップ、企業価値向上等に向けて活動を行っています。例えば、男性中心と言われる建設業界において、女性営業職がさらに活躍することを目指している「LIXIL営業女子会」というチームでは、自主的な活動を通じて、女性ならではの課題や悩みを共有・解決しています。2018年11月には、全国の女性営業職がテレビ会議でつながり、よりフレキシブルになった働き方に関する制度の説明やロールモデルの紹介を行うイベントを開催し、その結果、参加した女性営業職のモチベーションアップにつながりました。

LWT Americasでも、多様なバックグラウンドの従業員が孤立せず、メンターを見つけられるよう、「女性」「多文化」「育児・介護従事者」の従業員ネットワークを2018年3月期に立ち上げました。具体的な活動として、国際女性デーに合わせたパネルディスカッションの全拠点への配信や、育児中の母親向けの製品開発やアジア系の人びとに向けたコミュニケーションをテーマにした製品開発・マーケティング部門との話し合いを行いました。

LIXIL営業女子会

Disability
障がい者雇用の推進

LIXILグループでは、研究開発や生産、営業事務、企画管理などの幅広い職場で、一人ひとりの特性に合わせて仕事ができる環境を整備することで、多くの障がい者が健常者と共に働いています。2019年3月31日時点でのLIXILグループの障がい者雇用数は784名、障がい者雇用率は2.43% ((株)LIXILは438名、2.26%※)となっています。

(株)LIXILは、2014 年に障がい者就労センター「WING NIJI」を開所しました。様々な障がいがある方の就労上の支援、業務適性評価、職務能力開発を行うとともに、障がい者と健常者が共に働ける環境や条件を探るための様々な試みを実施しています。具体的な取り組みとして、視力に障がいがある人向けに文字を大きくするソフトの導入や、車いす用に高さが調整できる机の設置などが挙げられます。

また、(株)LIXIL 全体としても取り組みを強化しています。例えば、聴覚障がい者への配慮として、研修等に手話通訳を導入する、イントラネットの動画に字幕を入れるなどの試みを行っています。

2012 年からは精神障がい者の採用も積極的に進めており、精神障がいがある方一人ひとりの能力や特性をふまえた業務上の工夫や配慮、職場環境の改善を行っています。たとえば不安を感じやすい人には、その人の業務スピードにあわせて業務を依頼する仕組みにし、他人の気配が気になる人には自席の前を空席にし、フリースペースでの作業を許可するなどの工夫を導入しました。

2016年5月には、精神障がい者など障がい者の積極的な雇用に取り組む企業として厚生労働省委託事業「精神障害者等雇用優良企業認証(事務局:一般社団法人障害者雇用企業支援協会)」を取得しました。また、これらの取り組みを他社や行政機関と共有することで、障がいのある人が活躍できる社会づくりに貢献することを目指しています。

※「厚生労働省 障害者雇用率制度」算出方法に基づく障がい者雇用数

「WING NIJI」での業務説明

障がい者雇用数と雇用率

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