CR委員長メッセージ

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執行役専務 人事・総務・広報・IR・渉外・
コーポレートレスポンシビリティ担当
兼 Chief People Officer
ジン・ソン・モンテサーノ
(Jin Song Montesano)

人びとが夢見るより快適な住生活。LIXILはその夢を叶えることを目指しています。LIXILのコーポレート・レスポンシビリティ(CR)戦略は、企業としての存在意義の核となるもので、2019年3月期には、CR 戦略の3つの優先取り組み分野とCR 活動の世界的評価の向上で、さらに進展しました。

まず、「グローバルな衛生課題の解決」に関して、簡易式トイレ「SATO」のソーシャルビジネスがバングラデシュで黒字化を達成しました。社会貢献事業の経済的自立が可能だと証明でき、嬉しく思います。また、衛生環境の改善を通し世界の子どもたちの暮らしの変革を目指した新たなパートナーシップ「Make a Splash! みんなにトイレを」を国連児童基金(ユニセフ)と締結、さらに、家庭向け「リインベンテッド・トイレット」の開発と2市場以上での試験導入に向けたパートナーシップをビル&メリンダ・ゲイツ財団と締結しました。

次に、「水の保全と環境保護」に関しては、電気の使用によるCO2排出量ゼロを実現する取り組みの第一歩として、京都ショールームとINAXライブミュージアムの2拠点で再生可能エネルギー100%の電力に切り替え、持続可能な地球環境実現への貢献を前進させました。また、タイのトステム工場では、地元の産廃業者と協業し、埋立てゴミのゼロ化も達成しました。
最後に、「多様性の尊重」については、車いすや座って料理する人びと向けのキッチン「ウエルライフ」をフルモデルチェンジし、2019年3月期に販売を開始しました。ユニバーサルデザインは多様性に向けた取り組みの根幹にあり、引き続き、実際に使う人にとって意味のある製品づくりに注力するとともに、多様性への理解を広める活動を推進していきます。

過去3年間、新CR戦略に基づいた取り組みは着実に進展を遂げており、社外から高く評価されています。LIXILは、エシカルコーポレーション主催のレスポンシブル・ビジネス・アワードで、革新的な「SATO」ブランドの製品と衛生課題への取り組みが認められ、「イノベーション・オブ・ザ・イヤー賞」を受賞しました。同様に、世界中の地域社会に安全で衛生的なトイレを低価格で提供する取り組みが第2回「ジャパンSDGsアワード」にて評価され、SDGs推進副本部長(外務大臣)賞を受賞しました。さらに、LIXILは、持続可能な水資源の管理手法が評価され、国際的非営利団体CDPの最高評価「ウォーターAリスト企業」に認定された他、初のDow Jones Sustainability Indices(DJSI) World Indexや3 年連続のDJSI Asia-Pacific Index、FTSE4Good Index、及びMSCI 日本株女性活躍指数(WIN)の構成銘柄として選ばれています。

このような実績とともに、LIXILが世界中の人びとの暮らしを良くしているという実感が、従業員の誇りの源となっています。その誇りが、各従業員が自らできる限りCR活動に参加したいという原動力となっていることを嬉しく思います。「Make a Splash! みんなにトイレを」パートナーシップの一環で始動した、寄付プログラム「Team Splash!」に約1,000人の従業員が登録していることは、まさにその思いの表れです。また、2018年3月期に開始した「LIXILコミュニティ・デー」も、2019年3月期は世界23ヵ国から前年の2倍にあたる6,900名が参加するという飛躍を遂げており、社会貢献を大事にする文化が着実に醸成されていると言えます。

今後の活動に向けて、LIXILは気候関連財務情報開示タスクフォース(TCFD)に賛同する署名をしました。また、より長期的に持続可能な地球環境の実現に貢献するために、環境ビジョンの更新に向け、取り組みを進めています。今後、気候関連の財務情報の開示強化を含め、地球環境を守るためにさらに推進する取り組みや、CRに関するより幅広い活動について皆さまにお伝えできることを楽しみにしています。

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