メッセージ

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CEOメッセージ

Kinya SetoLIXIL グループは、企業市民として、地球規模の環境問題や社会的課題の解決に向け、積極的な取り組みを進めています。私自身、社会のために貢献することが、仕事や人生のモチベーションとなってきており、この思いに突き動かされ、起業家、そして企業のリーダーとなりました。
CR活動は事業の持続的な成長の基盤であり、CR戦略と事業戦略は一致すべきであると考えています。

LIXILグループは、2013年以来、国連が提唱する「グローバル・コンパクト(以下UNGC)」のメンバーに署名しています。UNGCで求められる「人権、労働、環境、腐敗防止」の4分野・10原則の実践はもちろんのこと、国連が策定した2030年までの持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals: SDGs)が掲げる、すべての人々の健康的な生活の確保や安全な衛生設備・施設提供への支援などに積極的に取り組んでいます。

世界では3人に1人、約23億人の人びとが安全で衛生的なトイレがない生活を送っているという現状があります。この「グローバルな衛生課題の解決」に向け、LIXILグループでは複数のソリューションの開発・提供を進めています。例えば、2013年に開発途上国向け簡易式トイレ「SATO」を開発し、2016年にはSATO事業の推進を担う専任の組織を立ち上げ、より迅速に現地の需要に対応できる体制を整え、現在までに、15か国以上で600万を超える方の衛生環境の改善に貢献しています。今後、「2020年までに1億人の衛生状況を改善する」という目標に向かい、私たちはさらにこの活動に力を注いでいきます。

また、環境課題を経営の最重要課題の一つと認識し、リビングテクノロジー企業として、製品・サービスを通じて課題解決に貢献する環境戦略を推進しています。
2015年、地球温暖化に対して196の国と地域が参加する「パリ協定」が採択され、脱炭素に向けた方向性が明確になったことを受け、LIXILグループは新たな環境ビジョンを策定しました。新たなビジョンに基づき、私たちは、2030年までに低炭素・節水といった技術革新を進め、「製品・サービスによる環境貢献」がサプライチェーン全体の「事業活動による環境負荷」を超える「環境負荷ネットゼロ(±ゼロ)」を実現します。

さらに、従業員の多様性を尊重し、認め合う企業風土作りをさらに推進するべく、2013年に発表した「LIXIL Diversity宣言」を改定し、オープンで率直なコミュニケーションや起業家精神の重要性を明記した「LIXIL Diversity & Inclusion宣言」を発表しました。市場の要求が多様化する中で、多様な人材がそれぞれの個性を活かし、最大限の能力を発揮していくことが、持続的な成長には不可欠です。今後、「LIXIL Diversity & Inclusion宣言」の下、多様性を尊重し合うことですべての従業員が力を最大限に発揮し、起業家精神をもって、常に挑戦し続けることができる企業文化を醸成していきます。

これからも、LIXILでは、グローバルなネットワークとこれまでに培った知見や実績を最大限活用しながら、地球規模の様々な課題解決により大きな貢献をし、すべての人々のより豊かな暮らしと住まいの実現に邁進していきます。

2017年10月
株式会社LIXILグループ 取締役 代表執行役社長 兼 CEO
瀬戸 欣哉

コーポレート・レスポンシビリティ(CR)委員長 メッセージ

Hwa Jin Song Montesano私たちは、コーポレート・レスポンシビリティ(CR)を企業理念の根幹においています。なぜなら、我々が今日地球全体で直面している環境・社会的課題を考えると、持続可能で責任ある事業を行うことは、短期的かつ長期的な競争力を強化するだけでなく、社会に貢献する企業として信頼を獲得することにつながると、確信しているからです。

2016年度は、LIXILグループのCR戦略に加え、国連の「持続可能な開発目標(SDGs)」がスタートした初年度であり、私たちのCRの進捗において、大変重要な一年でした。LIXILグループはSDGsに盛り込まれている政府、企業、市民社会が協働するという考え方を歓迎しており、このCR戦略はSDGsの目標と合致しています。

2017年度は、CR戦略における3つの柱において、着実な進捗がありました。「グローバルな衛生課題の解決」では、安全で衛生的なトイレを使用できていない地域へ向けた商品開発を加速するために専任事業組織を立ち上げ、開発途上国向け簡易式トイレ「SATO」の商品ラインナップを拡充しました。また、約23億人もの人びとが安全で衛生的なトイレを使用できていないという現状解決に向け、事態の緊急性を訴えるため、積極的にアドボカシー活動を行いました。

「水の保全と環境保護」については、2030年までに「環境負荷ネットゼロ」を実現するという目標に向け、強固なEHS管理体制をグローバルで構築しました。また、製品を通じた環境貢献を促進するため、北米ではさらなる節水を実現したトイレ「H2Option」や「H2Optimum」、日本では樹脂窓において国内トップクラスの断熱性能を実現した窓「エルスターS」など、様々な画期的な製品を発売しています。

「多様性の尊重」については、ユニバーサルデザイン(UD)製品のグローバルでの発売に加え、高齢化が急速に進む国内のニーズに対応するため、初のサービス付き高齢者向け住宅の運営受託事業「Premio(プレミオ)」をスタートしました。

戦略刷新から1年が経過し、CR戦略は我々の経営上の判断に様々な影響を及ぼしており、そして、持続可能で責任ある事業活動は、社内に着実に根付いてきています。今後私たちは、2016年度に築いた強い基盤のもと、CRの取り組みをさらに加速させていきます。

2017年10月
株式会社LIXILグループ 執行役専務 広報・IR・渉外・コーポレートレスポンシビリティ担当
Jin Song Montesano

国連グローバル・コンパクトへの参加

LIXILグループは、国連が提唱する「グローバル・コンパクト(以下UNGC)」の理念に賛同し、2013年7月に署名しました。
私たちLIXILグループは「世界中の人びとの豊かで快適な暮らしに貢献する」ことを企業理念に掲げ、事業活動を通じて、世界の衛生問題をはじめ環境問題や社会課題の解決に寄与する研究開発や社会貢献を行っています。

LIXILグループへの期待を自覚し、UNGC 10原則の支持、実行に留まらず、2030年までの世界目標となる持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals: SDGs)の掲げるすべての人びとの健康的な生活の確保や安全な衛生設備・施設提供への支援に取り組み、総合住生活企業である私たちならではのリーダーシップを発揮していきます。

国連グローバル・コンパクトの10原則

人権

原則 1:   人権擁護の支持と尊重

原則 2:   人権侵害への非加担

労働

原則 3:   結社の自由と団体交渉権の承認

原則 4:   強制労働の排除

原則 5:   児童労働の実効的な廃止

原則 6:   雇用と職業の差別撤廃

環境

原則 7:   環境問題の予防的アプローチ

原則 8:   環境に対する責任のイニシアティブ

原則 9:   環境にやさしい技術の開発と普及

腐敗防止

原則 10: 強要・賄賂を含むあらゆる形態の腐敗防止の取組み

国連持続可能な開発目標(SDGs : Sustainable Development Goals)

持続可能な開発のための17のグローバル目標と169のターゲット(達成基準)から形成されており、2015年9月の国連総会で採択された『我々の世界を変革する: 持続可能な開発のための2030アジェンダ』と題する成果文書で示された具体的行動指針を指します。
LIXILグループではSDGsの考え方をCR戦略に反映しており、経営判断をする際の大きな指針にしています。

国連持続可能な開発目標(SDGs : Sustainable Development Goals)

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