サプライチェーンマネジメント

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調達段階におけるリスクを特定し、取引先との協働を通じて、製品の安定供給と責任ある調達を推進します

考え方・体制

LIXILグループは、「調達方針」および、調達方針を具体化した「調達先に関するコンプライアンスポリシー」に則り、世界中の取引先との健全なパートナーシップのもと、調達活動を行っています。また、「LIXILグループ行動指針」で、贈収賄禁止などの倫理的行動を定め、LIXILグループの全構成員に遵守を求めています。

一方、取引先に対しては2018年3月期に定めた「調達先行動指針」で、法定労働時間や最低賃金の遵守や汚職禁止などを求め、同時に、取引先のサプライヤーに対して同等の基準を要求するよう依頼しています。

環境や労働安全を重視した責任ある調達促進のために

LIXILグループは、責任ある調達を徹底しています。

新規取引先の選定

取引先の選定に用いる「取引評価基準」では、品質、コスト、納期や技術力、安定供給能力に加え、持続可能な資源利用や化学物質の管理といった環境面、人権、労働安全等の項目を設けています。新たな取引先には、調達先行動指針の理解を求めています。取引先選定後は調達品についても評価を行っています。

(株)LIXILでは、新規取引先に対してコンプライアンスを確認するための書類を配布し、労務管理、安全衛生、贈収賄の防止などについて回答を受けて、状況をチェックしています。

既存取引先の状況チェック

既存の取引先についても取り組み状況の定期的な確認を行っています。

LIXILグループでは重要なサプライヤーを以下のフローで特定し、調達方針の共有やアンケート調査および改善に向けたフォローを優先的に行っています。

(株)LIXILのサプライヤーは購入金額ベースで日本が約9割を占め、海外は中国、オーストリア、タイの順となっています。日本国内では取引規模の大きいサプライヤー向けの年次集会にて、責任ある調達方針の説明やアンケート調査への協力依頼を行っています。

重要なサプライヤーの特定フロー

重要なサプライヤーの特定フロー

責任ある調達アンケートの実施とフォロー

LIXILグループは、サプライチェーンにおけるリスクを特定するために責任ある調達アンケートの実施とフォローを実施しています。アンケートの結果は、調達先の選定や取引継続の判断材料のひとつとしています。
具体的なプロセスは以下の通りになります。

❶ 前年の取引金額等を考慮し、調査対象の調達先を選定

❷ 選定した調達先に「CSR経営」「公正な事業」「人権」「労働」「安全・衛生」「地球環境保全」「地域貢献」の分野で構成された「責任ある調達アンケート」を実施

❸ アンケートの結果を集計し、評価項目適合率が基準に満たない調達先を「高リスク調達先」として特定

❹ 「高リスク調達先」は、改善対象として個別に管理

プロセスを通じて特定された高リスク調達先は、調達先事業所訪問などの改善指導を個別に行っており、サプライチェーンマネジメント戦略の優先課題である「持続可能なパートナーシップの推進」と「サプライヤーの体質強化」の達成に貢献しています。

(株)LIXILでは、2019年3月期に責任ある調達アンケートを見直しました。47設問からなる新しいアンケートは、前期に改定した「調達先行動指針」との関連性を高めてより分かりやすいものとしており、同時に、回答をオンライン化しています。これにより、取引先、LIXIL調達部門双方にとっての負担が軽減され、発見された課題の改善に注力できるようになりました。今後は、責任ある調達アンケートの仕組みをグループ内に拡大する予定です。

責任ある調達アンケート結果

責任ある調達アンケート結果

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