人材育成

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体系的な人材育成に取り組み、従業員一人ひとりの自発的なキャリア開発を支援しています。

考え方

LIXILは、従業員が価値創造の原動力であるという認識のもと、人材育成を重要課題の一つとして捉え、長期的な視点で取り組んでいます。その一環として将来のビジネスニーズを踏まえ、グローバル全体で人材を可視化し、後継者の育成に注力しています。

また、従業員全員がやりがいを持って働き、活躍できる職場の実現を目指し、「会社が導く戦略的なキャリア」と「従業員一人ひとりが切り拓いていく自発的なキャリア」の2つの点からキャリア開発支援に取り組んでいます。特に、2019年11月に開始した国内事業の活性化に向けた施策「変わらないと、LIXIL」では、重点テーマの一つに「キャリアを変える」を掲げ、次世代の人材を育てることに力を入れています。

2022年3月期からは、特に「マネージャー・エフェクティブネス」を重視し、効果的に部下を育成できるマネージャークラスの人材育成に向けた取り組みを開始しています。

LIXILはD&I戦略の主要テーマであるジェンダー不均衡の是正に向けた目標として「2030年までに取締役および執行役の50%、全世界の管理職の30%を女性とする」を掲げており、役員や管理職として有望な女性従業員の育成も加速させています。

体制

LIXILでは全社の主要な組織においてPeople & Organizational Development(POD:人材組織レビュー)という会議体をCEOやCPO(Chief People Officer)と各事業部門のリーダーの間で開催し、経営の基本的な方向性に沿って、主要ポジションの後継者育成計画を毎年作成しています。2022年3月期においては、国内外の主要ポジション約250に対して約650人の後継者をリスト化しました。これにより、緊急時も想定した事業の継続性を担保し、またLIXILの将来に向け戦略的に後継者を選ぶ体制を構築しています。リスト化された後継者には、それぞれ育成計画を作成し、業務アサインメントや異動機会、リーダーシップ研修など、各後継者の強みや課題に基づく育成計画を策定し、実行しています。

人材育成の全体像

LIXIL国内の人材育成は、従業員の基礎力向上と専門性強化および経営層や管理職の育成を目的に、教育・研修プログラムを構築しています。教育機関は次の3つから構成され、それぞれ連携しています。

1)基礎力を高めるBasic School

個々のスキルレベル・ステージ・キャリア目標に応じた学習機会の提供を目的に、必要な能力を習得する研修プログラムを整えています。2022年3月期からは、ニーズが高まるデジタルスキルの全社底上げを目的とし、習得したいスキル・レベルに応じた社内オンライントレーニングを実施しています。

2)専門性向上のためのProfessional College

事業部門・コーポレート部門の総合力と専門性の向上を目指し、各部門がそれぞれで専門性を高めるための学習機会を提供しています。

3)会社の次世代を担う人材育成のための選抜型プログラム

「実力主義への転換」「経営層/管理職の多様化」の加速を目指して、実践的なOJTを中心とする選抜型の人材育成プログラム「NEXT/NEXT2ndプログラム」を実施しています。NEXTは経営幹部候補向け、NEXT2ndは管理職候補向けのプログラムとなります。また、グローバル人材の育成に向けて、従業員が1年間海外事業所で業務に就く「Global Challenge Program」を展開しています。

LIXILの教育体系

LIXILの教育体系

様々な教育プログラムの提供

LIXIL国内では、「変わらないと、LIXIL」の一施策として、「キャリアを変える」を掲げ、あらゆる世代のキャリア開発と育成を支援しています。学習管理システム「LIXIL MANABO! System」およびeラーニングの積極的な運用を図るとともに、一人ひとりのスキルやニーズに応じてプログラムを選べるよう、階層別推奨スキルマップを作成するなどして自ら学びやすい仕組みを強化しました。

2022年3月期は、国内外のマネージャーや経営層/管理職候補者向けに、ラーニングプラットフォーム「LinkedInラーニング」を導入しました。マネージャーの育成力向上に向けて、専門家による講座、ビデオ、ウェビナーなど17,000以上の豊富なコンテンツを7ヵ国語で提供しています。

LIXIL Americasでは、従業員の多種多様なニーズに応える包括的な教育プログラム「LWTA University」を実施しています。集合研修やウェビナー、動画、電子書籍などオンラインのツールを充実させ、リーダーシップやマネジメントなど基礎的なビジネススキルから、コンプライアンス、環境・健康・安全、製品知識など、分野に特化したトレーニングまで多岐に渡るコースを用意しています。

EMENA地域では、広い地域の従業員が講座を受けられるようeラーニングの拡大に注力しており、製品やリーダーシップ、コンプライアンスなど幅広い研修を提供しています。

各種研修・教育支援制度の種類と2022年3月期の活用状況

項目 研修概要 参加者数
NEXTプログラム 経営幹部候補を対象とした選抜型人材育成プログラム 61人
NEXT2ndプログラム 管理職候補を対象とした選抜型人材育成プログラム 142人
新人研修 新規入社の従業員を対象とした基礎研修 330人
階層別研修 それぞれ必要とされるスキルや能力開発のための職位・ 職層ごとの研修 865人
管理職研修 管理職昇格者を対象とした研修 196人
部門別研修 開発・生産・営業など職種ごとに必要とされるスキル・能力開発のための部署ごとの研修 50,302人

対象範囲:(株)LIXIL 日本国内

従業員一人当たり年間合計研修時間・研修費用(2022年3月期)

従業員一人当たり年間合計研修時間・研修費用(2022年3月期)

従業員関連データの範囲および詳細 >

キャリア開発の支援

従業員一人ひとりがやりがいを持って自律して働くことを目指し、全社で「Career Journey」プロジェクトを展開し、日本でも様々なキャリア開発施策を講じています。その一環として、従業員が実現したいキャリアについて年に一度マネージャーと話し合う「キャリア申告制度」や、Job Posting(社内公募)制度を通じて、自身の希望に基づくキャリア形成にチャレンジできる仕組みを展開しています。

2022年3月期は、社外での副業を可能とする制度の導入や、業務時間の20%を社内での副業に充てる制度の試行を実施するなど、従業員の主体的なキャリア形成を推進しています。

評価の仕組み

LIXILでは、成長と成果に対して公正に報いることを目的に、各従業員が直属の上司と目標達成に向けた振り返りを実施し、年度末に2人以上の上司による評価を行っています。

国内では、半期の成果に応える業績評価と、人材育成や個人の成長につなげる行動評価の2つにて評価を行っています。全従業員が評価期間の始めに設定した目標に対して、自己評価を行い、評価判定のステップを経て評価結果を決定します。上司は面談を通じて、活動の振り返りと今後の期待を共有することで、従業員の育成を図っています。

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