人材育成

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LIXILでは体系的な人材育成に取り組み、社員一人ひとりの自発的なキャリア開発を支援しています

考え方

LIXILでは、これからのLIXILを支える人材の育成を長期視点で行っています。その一環として将来のビジネスニーズを踏まえ、グローバル全体で人材を可視化し、後継者の育成に注力しています。

また、社員全員がやりがいを持って働き、活躍できる職場の実現を目指し、「会社が導く戦略的なキャリア」と「社員一人ひとりが切り拓いていく自発的なキャリア」の2つの観点からキャリア開発支援に取り組んでいます。特に、2019年11月に開始した国内事業の活性化に向けた全社施策「変わらないと、LIXIL」では、重点テーマの一つに「キャリアを変える」を掲げ、次世代の人材を育てることに力を入れています。

体制

LIXILでは、グローバルの主要な組織においてPOD(People and Organization Development)という会議体をCEOとともに開催し、中期経営計画の達成に向け、主要ポジションの後継者育成計画を毎年作成しています。

2021年3月期からは、日本・海外を含めたグループ主要250ポジションに対する約800人の後継者をリスト化しました。これにより、緊急時も想定した事業の継続性を担保し、またLIXILの将来に向け戦略的に後継者を選ぶ体制をつくっています。リスト化された後継者には、それぞれ育成計画を作成し、業務アサインメントや異動機会、また、メンターやリーダーシップ研修など、各後継者の強みや課題に基づく育成計画を考えます。

人材育成の全体像

LIXIL 国内の人材育成は、社員の基礎力向上と専門性強化および次世代経営者の育成を目的に、階層別に切れ目のない教育・研修プログラムを構築しています。教育機関は以下の3つから構成され、それぞれ連携しています。

1)基礎力を高めるBasic School

階層ごとの基礎力向上と学ぶ意欲に応じた学習機会の提供を目的に、必要な能力を習得する研修体系を整えています。特にフラットでオープンな文化醸成のための必須スキルとして、各年次に応じたコミュニケーションスキル教育を実施しています。

2)専門性向上のためのProfessional College

ビジネス部門・機能部門の総合力と専門性の向上を目指し、各部門がそれぞれで専門性を高めるための学習機会を提供しています。

3)会社の次代を担う人材育成のための選抜型プログラム

2021年3月期より、全社施策「実力主義への転換」「経営層の多様化」の加速を目指して、これまでの研修プログラムTAP(Talent Acceleration Program)を終了し、実践的なOJTを中心とする選抜型の人材育成プログラム「NEXT/NEXT2ndプログラム」を開始しました。NEXTは経営幹部候補向け、NEXT2ndは管理職候補向けと対象を分けて実施しています。また、経営スキルや国際感覚を習得する機会としてマネージャー経験者を対象に海外MBA制度も導入しています。

LIXILの教育体系

LIXILの教育体系図

各種研修・教育支援制度の種類と2021年3月期の活用状況

項目 研修概要 参加者数
新人研修 新規入社の従業員を対象とした基礎研修 387人
階層別研修 それぞれ必要とされるスキルや能力開発のための職位・職層ごとの研修 1,120人
NEXTプログラム 経営幹部候補を対象とした選抜型人材育成プログラム 64人
管理職研修 管理職昇格者を対象とした研修 189人
部門別研修 開発・生産・営業など職種ごとに必要とされるスキル・能力開発のための部署ごとの研修 92,352人

対象範囲:LIXIL国内拠点

「NEXT2nd」については、COVID-19の影響により2022年3月期に実施を延期

将来のグローバル人材を育てるGlobal Challenge Program

グローバルマインドを持って活躍する人材の発掘・育成と、社員一人ひとりの主体的なキャリア形成支援を目的に、(株)LIXIL の社員が約1 年、海外事業所で現地業務に就くGlobal Challenge Programを継続的に行っています。

将来の人材育成に向けて

海外での業務を通して、将来のグローバルビジネスに必要な知識・経験、キャリアの主体性・実務力・適応力を身に着けた人材を育成します。

若手従業員を中心に公募で選出

全社員(管理職は除く)向けに社内イントラネットで公募を行います。毎年、20代を中心に40人を超える応募があり、海外拠点との英語による面談などを通じ選ばれた社員が派遣されます。2021年3月期は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響で、3期生9人の派遣が延期となり、2022年3月期に順次、状況に応じて派遣される予定です。

派遣者は事前に自身のキャリア計画を立て、定期的な日本との面談やメンターからのアドバイスなどのキャリア支援も受けながら、現地でのOJTを通じて成長します。

日本と海外の橋渡しを担う

LIXILが海外に拡大を続ける中、受け入れ先の事業所にとってともに働く日本から来た従業員の存在は、日本および本社との距離を縮め、グループ間の理解と協業促進につながります。派遣期間を終えた参加者たちは帰国後、現地での経験や学びを今度は日本の同僚たちに伝え、日々の業務に活かしています。

Global Challenge Programに参加した従業員

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