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瀬戸欣也

取締役 代表執行役社長 兼
Chief Executive Officer
瀬戸欣也

「世界中の誰もが願う豊かで快適な住まい」。LIXILは、人びとの健康で快適な暮らしを支えるという重要な役割を担っており、その企業使命を果たすことこそが、事業のさらなる発展と社会や地域への貢献につながると考えています。

2020年3月期、変化の著しい国内外の事業環境にスピーディな意思決定で応じるため、ガバナンス強化や組織の簡素化など、様々な組織変革を加速させてきました。また、当社の基幹事業である水まわりと建材カテゴリーに注力し、専門性を活かした事業展開を推進すべく、事業ポートフォリオの見直しを行いました。加えて、事業規模や技術力の向上に努め、地域やブランドを超えた事業間シナジーの最大化と戦略的なイノベーションを推し進める体制を構築しました。

LIXILは、2019年に初めてDow Jones Sustainability World Index(ダウ・ジョーンズ・サステナビリティ・ワールド・インデックス、以下「DJSI World」)の構成銘柄に選定されました。数ある投資指標の中でも、代表的なDJSI Worldへの選定は、サステナビリティを重視した経営を行う企業として世界的に評価されたことを意味し、大変誇りに思います。当社の製品をご愛用いただく世界中の人びとの快適な生活を支えながら、国連が策定した2030年までの持続可能な開発目標(SDGs)の達成に貢献し続けるよう、これからも専門知識や規模を活かしながら社会課題の解決に向けて取り組んでいきます。
コーポレート・レスポンシビリティ(以下「CR」)活動においては、3つの重点分野に関する新たな目標を発表し、事業を通して社会や地域に貢献するCR戦略の取り組みを強化してきました。

「グローバルな衛生課題の解決」に向け、LIXILはこれまで下水道が未整備な地域向けに簡易式トイレシステム「SATO」を展開してきました。しかし、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の世界的パンデミックにより、感染防止には手洗いが必要不可欠であることとともに、世界の多くの人びとが衛生的な手洗い設備が利用できない状況にあるという厳しい現実が浮き彫りになりました。そこでLIXILでは、迅速に多くの人びとの命を守るべく、水道が未整備の地域でも利用可能な家庭向けの手洗いソリューション「SATO Tap」を開発しました。低価格で節水や衛生面にも配慮したこの製品を通して手洗いの普及を推進し、衛生環境の改善につなげていきます。

また、独立行政法人国際協力機構(JICA)を含む多様な連携先と衛生課題の解決に向けた協働を進めており、特に、国連児童基金(ユニセフ)とのパートナーシップ「Make a Splash!」は活動領域を拡大し、今後は手洗いの普及も推進していきます。この活動は、LIXILが開発途上国の衛生市場の確立に大きく貢献する機会となり、またビジネス市場を開拓する上でも有意義な連携となると期待しています。

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