水の持続可能性の追求

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水まわり製品のリーディングカンパニーとして、節水や水の循環利用、浄水技術などを通じて、水の環境価値を創造します。

考え方

LIXILは、環境ビジョンが掲げる循環型の暮らしの実現に向け、「水の持続可能性を追求」を重点領域の一つに定めるとともに、重要課題の優先項目に位置付けています。水まわり製品のリーディングカンパニーとして、人びとが水の恩恵を最大限活用できるようにし、世界規模で水の持続可能な利用が達成されることを目指しています。

製品・サービスを通じた取り組み

LIXILは、節水トイレや水栓金具、スマートコントローラーなど、水の消費を減らす製品・サービスや浄水技術の活用によって、水の環境価値を創造しながら、水資源の持続可能な利用を推進するソリューションを提供しています。

節水による水資源の保全とともに、浄水関連製品を通じてペットボトル飲料水や水の宅配利用が減ることで、廃棄物やエネルギー消費の削減といった環境負荷の低減に貢献します。

・SATIS(INAX)

高い洗浄性能を持ちながら、超節水を実現しています。従来品( 大洗浄1回あたり8L)と比べ最大49%の節水が可能です。また、トイレのための新素材「アクアセラミック」の搭載により、水を流すたびに汚物を浮かせて流すので、日頃の簡単なお掃除で新品の輝きが100年続きます。

※各効果については、製品ウェブサイトをご参照ください(別画面が開きます) >

節水型トイレ(別画面が開きます) >

SATIS(INAX)施工イメージ アクアセラミック

SATIS(INAX)施工イメージアクアセラミック

・STUDIO S(American Standardブランド)

米環境保護局「Water Senseプログラム」の厳格な基準を満たし、米国政府規格の20%以上の節水を可能にするトイレ商品を展開しています。加えて、節水を義務付ける米カリフォルニア州のグリーンビルディング基準(CALGreen)を満たす製品を提供しているほか、障がいのある方でも使いやすい便座の高さを実現した、ユニバーサルデザインを追求しています。

American Standard節水トイレ(英語/別画面が開きます) >

Studio S Low-Profile Toilet

Studio S Low-Profile Toilet

節水・浄水関連製品の開発

・ナビッシュハンズフリー(エコセンサー付き)(INAX)

自動センサーによって吐水・止水を行うタッチレス機能と、湯水の使い分けができるエコセンター機能を持つ水栓製品により、省エネ・節水を実現しています。お湯を無意識に使うことがなくなるため、従来品と比較して、約37%の省エネ、約30%の節水が期待できます。

※各効果については、製品ウェブサイトをご参照ください(別画面が開きます) >

節水・浄水関連製品(別画面が開きます) >

ナビッシュハンズフリー施工イメージ

ナビッシュハンズフリー施工イメージ

・GROHE EcoJoy(GROHEブランド)

EcoJoy技術は、ほぼすべてのタイプや価格帯のシャワー製品に搭載されています。シャワーに組み込まれた流量調整機能により、水の使用量を毎分9.5リットルに自動で抑制します。

GROHE EcoJoy(英語/別画面が開きます) >

GROHE EcoJoyイメージ

GROHE EcoJoyイメージ

・GROHE SilkMove ES(GROHEブランド)

レバーが中央位置にある時は冷水のみが出る仕組みにより、お湯を無駄に使うことがなくなるため、省エネとCO2排出削減を実現します。

GROHE SilkMove ES(英語/別画面が開きます) >

GROHESilkMove ESイメージ

GROHESilkMove ESイメージ

・Saybrook Filtered Kitchen Faucet (American Standardブランド)

高いろ過技術により、水道水に含まれる鉛や塩素、微粒子などの不純物を取り除き、安全でおいしい飲み水を提供します。付属のフィルターは小型で画期的なデザインで、手の届きやすい調理台の天板の高さに取り付けられるほか、調理台下の棚の内壁にも設置できるサイズです。きれいな水が手軽に飲めることで、ペットボトル飲料水や水の宅配の利用がなくなり、環境負荷の低減にもつながります。

Saybrook Faucet(英語/別画面が開きます) >

Saybrook Faucet

Saybrook Faucet

・GROHE Blue(GROHEブランド)

キッチン水栓から冷水や炭酸水を飲めるようにする家庭用ウォーターシステムです。常温の水も適温まで冷たくすることができます。市販のペットボトル飲料水では1Lの製造に7Lもの水が使われているとされ、GROHE Blueの導入は水資源の保全に貢献します。また、ペットボトルに比べてCO2排出量を61%削減でき、プラスチックごみを減らすことにもつながります。

※各効果については、製品ウェブサイト(英語)をご参照ください(別画面が開きます) >

GROHE Blue(別画面が開きます) >

GROHE Blue施工イメージ

GROHE Blue施工イメージ

その他、遠隔制御装置「GROHE SENSE GUARD」では、スマートフォンのアプリと連動することで、漏水などの異常を感知すると通知し、水の供給を止めることができるなど、水まわりのトラブルを防止する製品も開発しています。

GROHE SENSE GUARD(英語/別画面が開きます) >

GROHE SENSE GUARDの装置およびアプリ

事業活動における取り組み

事業プロセスにおける持続可能な水資源の利用に、全社で取り組んでいます。製造工程で水を使用する拠点において、地域ごとの水関連事業リスクを把握し、水使用効率の改善や循環利用、排水管理などの適切な施策を実施しています。

生産拠点における水リスク調査と活動

世界で水不足が深刻化する中、地域の実情を把握し適切な施策を実行するため、LIXILでは、2017年3月期から製造プロセスで水を使用する生産拠点67拠点における水リスク調査を実施しています。リスク評価のプロセスでは、まず国際的な評価ツール(WWF Water Risk Filter)により地理的なリスク評価を行い、その中で高リスクと認定された拠点を対象にアンケート調査を実施しています。これらを通じて、総合的な水リスク評価を行っています。

水リスク評価のステップ

水リスク評価のステップ

拠点ごとのリスク評価結果を踏まえ、2022年3月期はメキシコ、インド、タイの計6拠点で水不足リスクを低減する取り組みを進め、目標を大幅に上回る水使用効率を達成しました。2023年3月期以降の活動に向けて、2022年3月に再度水リスク評価を行った結果、メキシコとタイの計4拠点がリスクの高い拠点であると抽出されました(下記グラフ参照)。定期的に分析を更新しながら、さらなるリスク低減に向け、各拠点における適切な対応を計画、実行していきます。

水リスク別の生産拠点割合(2022年3月時点)

水リスク別の生産拠点割合

水リスク別の取水量割合(2022年3月時点)

水リスク別の取水量割合

水循環システムの導入

LIXILでは、水資源を有効に活用するため、リサイクル水の活用を推進しています。2022年3月期は約78万㎥のリサイクル水を使用しました。

メキシコのトラスカラ工場では、工場からの廃水を処理し再利用する水循環システムを導入しています。製品洗浄、漏水検査などの製造工程における廃水を逆浸透膜(RO膜)で処理し、処理した水年間約50,000㎥を製造工程で再利用しています。また、トステムタイ(タイ工場)でも、雨水と工場廃水をリサイクルすることができる水循環システムにより工業水使用量を約42,000㎥ /年削減しています。水不足が深刻なアジアや北米地域の工場において、積極的な取り組みを行うことで、さらなるリサイクル水の利用拡大と、水使用量の削減を進めていきます。

※ろ過膜の一種であり、水は通すが、イオンや塩類など水以外の不純物は透過しない性質を持つ膜

トラスカラ工場(メキシコ)

トラスカラ工場(メキシコ)

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