資源の循環利用の促進

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製品の調達から製造、使用・廃棄までのライフサイクル全体において、原材料の持続可能な利用や資源循環の取り組みを、全社で推進しています。

製品・サービスの省資源化やリサイクルの促進

LIXILは、環境ビジョンの実現に向け、グループ全体で循環型のものづくりを推進しています。再生原料の活用、製品寿命の長期化や再利用に配慮した設計、既存製品の一部を交換・更新できる機能部品の提供、必要なときだけ使えるサービス型製品の拡充などに取り組んでいます。

リサイクル素材による製品開発

LIXILは、循環型ものづくりを推進する「Cradle to Cradle®」認証製品の発売をGROHEブランドで開始しました。原材料の安全性、原料の再利用、再生可能エネルギー利用とCO2 排出管理、責任ある水管理、社会的な公正さの5つの条件を満たした4つの製品が、ゴールド認証を取得しています。

GROHEブランドのCradle to Cradle®認証製品(英語/別画面が開きます) >

Cradle to Cradle🄬認証製品

Cradle to Cradle🄬認証製品

アップグレード可能な設計

LIXILの一部のキッチン用水栓では、スパウト(吐水口部分)だけを後から浄水機能付きスパウトに取り替えられるように設計されているため、使用後の水栓の廃棄も少なくすることができます。

キッチン用水栓金具 (別画面が開きます) >

浄水栓へアップグレード

浄水栓へアップグレード

レンタル・リースで資源・廃棄物削減

LIXILは、様々な環境やニーズに対応するレンタル・リース型の製品・サービスを通じて、資源やエネルギー、廃棄物の削減に貢献しています。可動式アメニティブース「withCUBE」は、トイレ空間をレンタル・リース契約でご使用いただくサービス付商品として、物流センターなどの施設が抱えるトイレの課題を改善しています。

大掛かりな工事を必要とせず、最短1日*でトイレの設置が可能で、簡単に撤収もできるため、製品のライフサイクルで投入される資源やエネルギー、廃材を減らすことにつながります。

*「withCUBE」の設置に関する記載。事前準備として給排水、電気工事等が別途必要

withCUBE (別画面が開きます) >

with CUBE

事業活動における資源循環の促進

LIXILは、事業プロセス全体で資源の循環利用を推進しています。生産拠点における廃棄物の削減を目指し、廃棄物の再資源化を積極的に進めています。また、様々なステークホルダーとの協働により、新規に投入する資源の最小化や、リユース・リサイクルのさらなる促進に取り組んでいます。有害廃棄物や大気汚染物質などを、ISO14001に基づいて適切に管理しています。

リサイクル材の積極的な活用

LIXIL internationalの水栓金具の製造拠点では、溶解炉での合金精錬工程を内製化しており、GROHEブランド製品の原材料となる真鍮の70-85%は、工場内外から収集したリサイクル材です。またLIXIL国内工場では、新地金精錬などのアルミ製品製造に必要なエネルギーの削減に向けて、市中アルミ資材の再利用を推進しています。市中アルミ資材の再利用により、再利用していない場合に比べ年間約34万トンのCO2排出削減に貢献しています。

またプラスチック資源についても、樹脂窓の窓から窓へのマテリアルリサイクルを目指し、工場内で発生する「端材」のリサイクルシステム構築や分別設備導入など、樹脂材の有効利用・循環利用を推進しています。

アルミ溶解炉への原料投入

アルミ溶解炉への原料投入

ステークホルダーと協働した廃棄物削減活動

名張工場ではバイオマス事業者認定を取得するとともに、木材サプライヤーに森林認証団体への加盟を働きかけた結果、これまで廃棄物として処理していた木屑をバイオマス燃料として売却することができ、2020年4月に木屑廃棄物排出ゼロを実現しました。


東濃工場では、壁材施工時に使用する調整用タイルについて、工程改善により切断工程をなくすことで、年間55トンの廃棄物削減、また原材料の使用量も80%削減しました。


タイのラヨン工場とランシット工場では、汚泥、型屑、セラミック屑など埋立処理されていたものをコンクリート原材料として再資源化し、埋立廃棄物量を約 22,700トン削減し(2020年3月期比98.3%)、2021年3月期には再資源化率は97.6%まで達しています。TOSTEMタイでは、タイ工業省が推進するグリーン産業の表彰制度「GREEN INDUSTRY」レベル4を取得しています。またメキシコの2つの衛陶工場は、これまで埋め立てていたセラミック廃棄物や石膏型の再資源化を実現しました。

タイ工業省が推進するグリーン産業の表彰式

タイ工業省が推進するグリーン産業の表彰式

梱包材のプラスチック削減

GROHEブランドでは、2018年より「Less Plastic Initiative(プラスチック削減イニシアティブ)」を開始し、自社ブランド製品を対象に、プラスチックから持続可能な代替素材への切り替えを進め、これまでに約2,100万個のプラスチック製品パッケージを削減しました。2021年までに3,500万個の削減を目指しています。

INAXのアジア向け製品「INAX Aqua POWER」のパッケージ素材はプラスチックから紙に変更しました。透明プラスチックの時と同様に、中身の製品がわかるよう、リアルな色使いで実物大の製品イメージを印刷する工夫をしました。また物流部門では、製品を輸送する際に使用するストレッチフィルムの削減、再利用、リサイクルを推進しています。

今後も、2020年に発表した「LIXILプラスチック行動宣言」のもと、すべての工場および事業所において、プラスチックの使用量削減や循環利用、再生可能な代替素材の開発・活用、環境負荷の少ない製品設計などへの取り組みを加速していきます。

Aqua POWERの紙パッケージ

Aqua POWERの紙パッケージ

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